4月の進学に向けた受験シーズンもそろそろ終わりを迎える今、「まだ進学先が決まってない!」「進学先は決まっているけど…やっぱり美術の勉強がしたい」そういった方たちに、ぜひお知らせしたいことがあります!
この女子美術大学短期大学部には、
3月31日(土)に試験を行う一般入試(C日程)という受験制度があります。
< 女子美術大学短期大学部 入学試験 C日程 概要 >
出願期間 ── 2018年3月15日(木)〜30日(金) 締切日必着(15:00まで)
試験日 ── 2018年3月31日(土)
3月31日の午前中に受験し、その日の15時には合格発表!
※発表時間は状況により遅れる場合があります
今年美大生になって美術を勉強したいと思っている人にとっては、最後のチャンスです!
女子美術大学短期大学部とは?
女子美術大学短期大学部(女子美短大)はその名の通り、女子生徒だけの美術短期大学です。
短大ですから、勉強するのは2年間。4年制の美大でやっているようなカリキュラムを2年間で学ぶことができます。
やりたいことが決まってなくても大丈夫
「アートの世界に興味があるけど、何を学べばいいのかまだわからない……」という人もいるでしょう。しかし、それは入学してから決めても遅くはありません。
女子美短大には、油絵や日本画、彫刻などファインアートを志す人の多い美術コースと、グラフィック、テキスタイル、スペース、映像・ウェブなどのデザイナーを目指すデザインコースの2つのコースがあります。
さらに1年生前期には、18種類の実技の中から4科目を選んで選択する基礎造形というカリキュラムが用意されています。
デッサン力を学ぶために人体デッサンをしたり、コンピュータが苦手だからグラフィックソフトの使い方を学んだり、将来のために映像の基礎を身につけたり、織や染といったテキスタイルに挑戦してみたり……と、これまで挑戦したことのなかった分野を基礎から学ぶことができるので、自分の可能性を大きく広げることができます。
基礎造形で興味のある科目を試して、将来を決めることも可能です。
また、それぞれのコースにおいては、年度ごとに新しい授業が次々と追加。
例えば、デザインコースのメディアのクラスでは、手描きのアニメーションが学べる「アニメーション」の授業がスタートしました。
「2年間学んで早く社会に出たい!」または「専門学校もいいけれど、将来に渡って応用できる美術教育を受けたい」と思っている人が、短大にはたくさんいます。
短大で学んだ後に4年制の3年次に編入したり、別の学校に進学したいという人も多いんです。短大で学んでいくうちに自分のやりたいことをはっきりとさせて、そこから4年制大学の目的のコースへと編入する。人生の行き先をゆっくり考えて選ぶということは、ひとつの賢い方法なのかもしれません。
また、女子美術大学短期大学部を卒業された方たちは、自分の才能と短大で学んだことを生かし、さまざまな場所で活躍している人もたくさんいます。2年制の学校だからといって、就職に不利ということは一切ありません。
例えば、サンリオキャラクター「シナモン」の生みの親として知られる奥村心雪さんや、映画「パコと魔法の絵本」の美術監督を務めた桑島十和子さんは、女子美短大のデザインコースの卒業生です。彼女たちのインタビューはこちら。
美術大学の学費は、確かに一般の大学と比較すると、高額です。
しかし、もし金銭的に厳しくても短大という選択肢があります。
4年間一般の大学に行く金額で、2年間の美術短大で学ぶことができるかもしれません。
短大で学ぶうちに、もっと学びたいという気持ちになった時には、女子美にはさまざまな奨学金の制度が用意されています。そうしたことも視野に入れて、将来の計画を立てることができます。
さてC日程について、もう少し説明します。
受験方式は、面接です。筆記や実技などは必要ありません。
参考資料を持参していただき、それを元に面接試験を行います。
ここで言われている「参考資料」とは、これまでに制作した作品、作品資料ファイル、活動内容報告ファイル、レポート、小論文などのこと。つまり、これまでやってきたこと見せてください、ということです。
デッサンは苦手だけれど、デザインや美術に熱い情熱を持っている人は、その情熱がわかる資料を持ってきてくださればOKです。
詳しくは、女子美術大学短期大学部2018年度一般試験要項(C日程)をご覧ください。
2018年度一般入学試験要項はこちらからダウンロードが可能です。
なお、出願期間(3月15日〜30日)に限り、下記「出願・申込サービス」サイトより出願手続きを行うことができます。
出願・申し込みサービス https://e-apply.jp/n/joshibi
※手続きにあたり、受験者本人の顔写真データが必要となります。
予めご用意の上、入力を行ってください。
2018/03/26