カリキュラム
 
1年次前期

自由選択授業「基礎造形」

1年の前期は13種類の実技を用紙した「基礎造形」のなかから4科目を自由に選択できます。
アートとデザインの基礎である「描くこと、視ること、創ること」を学び、将来進むべき進路を見いだしましょう。

例えば、
とにかく絵がうまくなりたい。
→油彩+観察描写+日本画
+テラコッタ
将来デザイナーになりたい
デジタルデザイン+ヴィジュアル表現
+造形発想ワークショップ+映像
いろいろ体験して目標を決めたい。
→観察描写+デジタルデザイン
+ウッドクラフト+染
共通A・Bの観察描写とデジタルデザインは推奨科目です。

美術A・油彩

油彩画の道具と材料についての基礎を学んだ後に、静物画に挑戦。初心者は描くことの楽しさを知ること、経験者は独自の表現を追求することが目標です。 人体デッサン

美術B・日本画

静物モチーフを着彩で写生したものを元に、日本画を制作。岩絵具、膠、墨、胡粉といった画材で、和紙に描くことを通じて、日本画ならではの世界を体験します。 油彩

美術C・版画

ヨーロッパで生まれた銅版画とリトグラフ(石版画)。ふたつの版画技法を、実制作を通じて学びます。それぞれの特徴や表現効果を知ることで、版画に対する理解を深めます。 観察描写

美術D・テラコッタ

テラコッタ粘土で立体作品を制作します。テーマは自由。焼成することにより変化する魅力などを一連の作業を通じて体得し、創ることの楽しさを知ることが目標です。 日本画

共通A・観察描写

モチーフは自由に選べます。じっくり観察し、時間をかけて描画することを通じて、自分自身の内面としっかり向き合います。そして描くことの喜びを味わいます。 版画

共通B・デジタルデザイン

コンピュータやグラフィックソフトの操作方法を修得しながら印刷物のデザイン制作を行い、グラフィックデザインや編集デザインの基礎を学びます。 テラコッタ

デザインA・ヴィジュアル表現

紙面上での空間バランスや色彩表現を学ぶことで、広告やグラフィックデザインなど、ヴィジュアルコミュニケーションデザインの基礎を学習します。 粘土による人体表現

デザインB・映像

ビデオカメラを使って撮影した映像素材を、コンピュータを使って編集します。一連の作業を通じて、映像編集の基本を学びます。 陶

デザインC・造形発想ワークショップ

制作テーマや、モチーフ設定を行う際に欠かせない思考力と発想力を育むワークショップです。さまざまな画材や技法を試しながら、「創造」のための方法を学びます。 写真

デザインD・染

シルクスクリーンプリントでオリジナルデザインによる個性豊かなTシャツを制作。また、草木染の柔らかな色合いでナチュラルエコなビッグバッグを作ります。 デジタルデザインワーク

デザインE・織

織の原始的な手法である「フェルト技法」によって、原毛から平面作品や立体作品を制作。あわせて木枠に張ったタテ糸に、素材を織り込んでいく「オフルーム」の技術も習得します。 イラストレーション

デザインF・陶と灯りの造形

照明道具をデザインし、陶で制作します。素材の性質や、加工方法を学びながら、素材を造形、人と機能の関係など、立体デザインのプロセスについて学びます。 ヴィジュアル表現

デザインG・ウッドクラフト

主素材として木材を使い、素材の特性を活かしたプロダクトを制作します。デザインにおける機能と形態の関係、加工方法と素材について学びます。 空間デザイン表現