さまざまな表現に触れて、
進むべき道を探求する。
観察する眼。そして思考する眼。これらを養いながら、自らの適正を探る場所。自分探しは、本コースから始まります。
1年次前期には、13種類ある実技のなかから、興味のある4つを選択して、自らに適した表現手法をしっかりと見極めます。
ここでは油彩画のほかに、版画や日本画、彫塑などが選択可能。卒業までに残された1年半では、そのなかのひとつを掘り下げる。あるいは、いくつかを並行して突きつめてもいいでしょう。
まずは広く体験し、心から納得してから、進むべき道を決める。そんなあたりまえの自由があるのが、この美術コースです。
基礎力を養いながら、自らの適正を探る。
平面、立体を横断的に学びます。謙虚な姿勢で自然と向き合い「観察する眼」「思考する眼」を育て、「平面としての空間」「立体としての空間」をとらえることで「構成力」を養います。必修の油彩画のほか幅広い表現領域を選択し、自分なりの表現を模索します。
専攻専門科目[必修] 美術、造形研究 Ⅰ、造形表現 Ⅰ、西洋美術史A、日本美術史A
専門領域を決定し、専門性を高める。
1年次に取り組んだ分野のなかから、自分に適した表現方法を選択。平面では油彩、版画、日本画などを、立体では塑造、木彫などを選択できます。ひとつに絞って学ぶのはもちろん、領域を横断して学ぶこともできるため、ジャンルを超えた表現を模索可能。こうして専門性を高めるなかで多様な表現を知り、自らの表現の可能性を探っていきます。
専攻専門科目[必修] 造形研究 Ⅱ、造形表現 Ⅱ、造形論、共通プログラム
[選択必修] 絵画、彫塑
自己と向き合うことで、作品の質を高める。
油彩画、日本画、版画、彫塑のいずれかを選択。その分野における表現方法の可能性を探求します。この時期には、自分自身と向き合い、自らの思考や感情、イメージを作品として形にすることが目標。それらの集大成が卒業制作。入学と同時に始まった自分探しに一度決着をつけるときです。これらを通じて卒業後の方向性を見きわめていきます。
専攻専門科目[必修] 卒業制作
- 教授
- 山本 雄三
- 教授
- 八木 なぎさ
- 準教授
- 林 佐和子
- 助教
- 山口 光
- 客員教授
- 仮屋崎 省吾
- 客員教授
- 桑島 十和子
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